人間の足は「骨の組み合わせ」と「それを補強する筋肉・靱帯」で上から掛かる体重に耐えています。通常は筋肉と骨の組み合わせが共同でして上からの力に耐えていますが、何らかの理由でどちらかが役目を果たせなくなると、もう一方がそれを補わなければならなくなります。
足部にはアーチ(土踏まず)と呼ばれるものがあり、これが機能すれば衝撃を吸収してくれますが、このアーチが潰れてしまうと衝撃吸収がしっかりとできなくなり、さらに骨の負担が大きくなり足底から中足部、下腿部の骨や筋肉に大きな負担がかかります。
このような状態が長時間続くと仕事量の増えた筋肉は徐々に異常を訴え始めます。異常の訴えは
「痛み」として膝やスネ(脛骨)の内側などに現れます。